1990前後の軍事、民主化の絶妙な背景での絶妙な一般家庭の描写ってだけでグッと来ます。
金正日死去、聖水大橋事故を当事者外として認知してる身としても、共感できる描写も良かったです。
全体的にカタルシスと葛藤の気持ちがエグかったです。
いつの時代も、どこの国でも、やな先生とそれに対する生徒が割と共通認識であることに変な満足感を得てる自分がいました。
両親が信じられんくらい喧嘩した次の日、まんざらな感じになってる空気感の魅せ方が旨すぎてちょっと笑ってしまいました。
病院の同室のデリカシーのなさの描写とかもクスリときました。
別れ際の、前の学期の話です、は秀逸すぎました。
ウニ独演の歌謡曲っぽいのが流れる描写は??ってなりました。