ひと昔前の中学2年生の女子が、思春期に周りから刺激を受けつつ少し大人になるお話。
主人公の女の子がかなり可愛いのに
ポスターの写真がいけてなくて残念。
それはともかく、とても丁寧な映画。
内容は「わたしたち」や「キムジヨン」にも近いんだけど
言葉選びとか、設定、編集など
丁寧さがワンランク上かな。
自分は女性なのもあり
共感できる部分が多すぎてうわーっ、てなったけど
多分、日本人男性とかはピンとこなさそう。
共感できる人だけしてね、感あり。
ただ、共感できないのは
韓国の女性のハッキリ言う所。
話には聞くけど、子どもの頃から友達に言いたい事いうんだなぁ、と。
あと、犯罪とかね。一時期流行ってたけどねぇ。
まぁ、思春期に憧れる大人ができるのは
大切な事だな、と改めて思ったかな。
子どもからすると、
親なんて親への期待が大き過ぎるのもあって
あてにならないものだし
大人になるため、次の世代を生きるために超えていく存在だから
幻滅する事が多くて当然だからね。
それを考えると身近に目指す存在がいるのは大事。
子ども目線でしっかり描かれていて
ノスタルジーを感じるのと同時に
親としてちゃんと目線を下げなければなぁ
と考えさせられる映画。