セーマン

はちどりのセーマンのレビュー・感想・評価

はちどり(2018年製作の映画)
5.0
刺さりに刺さりまくった自分史上最高の韓国映画になりました。

思春期あるあるのオンパレードの中、鬱々しながらも健気なウニちゃんの1カット1カットがとても愛おしくてどうしようもなかった。ずっと見守り続けてあげたくなります。

そして、そのウニちゃんが唯一心を開くヨンジ先生の格好良さ。先生としても女性としても魅力的過ぎます。ウニちゃんじゃなくても惹かれない訳には行きません。先生の過去をぜひ語ってもらいたかった。

94年の韓国はまだ「漢江の奇跡」と言われた復興を遂げて間もない頃だと思うけど、今の韓国とそれほど変わっていないように思えて、そこも発見でした。

この作品がデビューとなったキム・ボラ監督、現在次回作(SF映画らしい!)を準備中とか。期待してます。

あとウニ役のパク・ジフちゃん。その後活躍を続けて、最近歌番組のMCに抜擢されたそうです。

評判どおりの最高の映画でした。
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