日本の隣国韓国。韓国も自殺率が高いらしいが、韓国の家族も大変そう。94年の日本はどうだったんだろう。日本と遠からず近からずを感じた。
嫌でも自分から切り離すことはできない家族、逆にほんの一時だけを一緒に過ごした人。
「顔は知ってる人。その中で心を知ってるのは？」
「自分を好きになるには時間がかかる」
無意識に誰しも経験しているであろう、思春期の心の葛藤やハードルを無意識に超えている瞬間。超えるというよりは視界が晴れるというか。そういうものを、最後の彼女の表情を見て思い出した。意識してなかったけど、自分も変わったなと思い返させてくれた。
人間関係は時間だけではないということを深く見せてくれる作品でした。
