ぶぶこ

はちどりのぶぶこのレビュー・感想・評価

はちどり(2018年製作の映画)
3.8
僕はこれまで、例えば大林宣彦や岩井俊二のような「男の思う理想的な少女」を彫琢しようとした映画を結構見てきたと思うが、この映画は、14歳ごろの少女のリアルをフィルムに焼き付けるのに成功している。
少女同士、もしくは女教師と生徒という結びつきもこの映画の重要な点だが、この映画では甘ったるい描写はせず、裏切り、心変わり、そして別れをスパッと描いている。
あとひと押し、ラストに欲しかったのは高望みしすぎだろうか。
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