1994年、国民が待望した民主化実現に伴う経済成長で変わりゆく韓国の首都ソウルに育つ14歳の女子中学生ウニ。過酷な受験戦争、理不尽な父権主義、抑圧の鬱屈を晴らす兄からの暴力、友人関係や恋愛感情のもつ…
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ひとり6月映画祭開催
わたしには年の離れたフラットな友達が必要だったんじゃないか。やはり社会の話になる。公的な傷が近い。韓国映画だと思う。家族と恋愛の話があまりに慣れて遠く、何も言えない。「子猫をお…
シネマシティk_st。一人を除いて全員自己中。抑圧と貧しさでできた息の詰まる世界。景色らしい景色のない切り詰めた画面で、巧みな逆光の使い方が救い▼昔観た『潤の街』を思い出した。ストーリーも背景も政治…
>>続きを読むとにかく主人公の女の子の表情が良い。ささやかな希望に揺らされながら鬱屈が積もりに積もっていく日常がリアルに伝わってきた。
もう一つこの作品の良いところは、誰かが悪いようで、誰も悪くないところで。例…
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顔を知っている人間はたくさんいるが、心を知っている人間はどれくらいいるだろうか。これは主人公のウニが通う漢文塾で、彼女が心から慕うヨンジ先生が教える漢文の内容なのだが、人の心を知るということは本当に…
>>続きを読む名作すぎるほど名作だった
同時に少し長く感じた
その長いという感覚が何に起因するものか考えている
1時間くらいしたところで一回幕がストンときれたような印象だった。
ウニに関わる物語の、重要な一側面…
兄から殴られたと伝えたら、兄弟喧嘩するなと怒られる
似たような経験をしたことがあったから、辛かった。この辛さがわからない人からすればただの1シーンに過ぎないのだけど
母親の危うさとかなんか全部身に…
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