MCU待望の新作映画。
コロナがなければ予定通りこの作品がフェーズ4の幕開けだったのだが、そもそもなぜこの映画から始まるのか。そこが1番の謎だった。
エンドゲームでブラック・ウィドウは自分を犠牲にして家族(アベンジャーズ)を救った。ホークアイではなくなぜ彼女だったのか。
その答えが正に家族をテーマにしたこの作品にあった。彼女にとってどれだけ家族というものが重要なのか。そこを語らずしてマーベルの物語は進まない。彼女がいたからこそのフェーズ4なのだろう。
アクションもストーリーも最高だったが、特筆すべきはエレーナ演じるフローレンス・ピュー。もうね、声がたまらない。姉をネタにするシーンも大爆笑。
ひとつ不満を言えば、タスクマスターの活躍が今ひとつ。予告編以上の見せ場が少なかったような。
ここからどうなっていくのか。ファンにとっては重要なおまけシーンは、まさかのあの人。あ、本来はこっちが先なのね。改めてDisney+ のドラマシリーズが重要なのかを再確認した。