FutosiSaito

ブラック・ウィドウのFutosiSaitoのレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
3.9
 期待に違わぬマーベル映画、ミドルエイジ入り口のスカーレット・ヨハンソンに若いところではフローレンス・ピューが大活躍し、演技派で年増のレイチェル・ワイズまで活劇を演じている。
 さらに、ガールズが盛りだくさんで出てくる。ここまで広域な女性の魅力をカバーして見せてくれるのだから、よくないわけがない。
 そして「007要素」、ロケーションを変えるのは「007」シリーズの定石だ。スパイ的な暗殺者であることをいいことに、世界を飛び回る。
 だから、世界を旅している気分になれるし、よくないわけがない。
 公開延期に延期を重ねると、期待値が高くなりすぎて、がっかり感も出がちなのだがこれはそれを超えてきた。
 それにしても、スカーレット・ヨハンソンの怒った顔は画になるなあ。
 しわがれ声も、ほんとうに画になる。
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