まろ

ブラック・ウィドウのまろのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます


IMAXにて鑑賞。
久々の劇場でのマーベル痺れた。
チューニング間違えて予告から号泣してしまった。

エンドゲームでホークアイを差し置いて自分を生贄とした時のナターシャに詰込まれていた色々が展開図のように明かされる感じ。

覚悟はしていたが、のっけから仄暗い。
Malia JのSmells Like Teen Spiritがとんでもなく重い。
この背景なしに語れないナターシャの人生を考えただけで胸が押しつぶされそうになった。
背負うものがあまりに多過ぎたのだなと。
自称一匹狼も、そう自分に言い聞かせなければ過酷な任務の中を生きてこれなかったんだろう。
本当は家族や仲間への思いやり溢れる素敵な人間性ということが今作を通してまざまざと伝わってきた。ほんとに惜しい人を亡くした。

妹、母、父と疑似ながらも家族として気持ちを一つにレッドルームに立ち向かうシーンはかっこよかった。やはり仲間がいてこそナターシャの存在が輝くのだと思った。
着地ポーズを煽ってくる妹、自信過剰な父親、美しく抜け目ない母親全部キャラ立ちしてて好き。アクション全編最高だった。お金の掛け方がすごい。これぞ実写版スパイファミリー、知らんけど。泣けた。

気になった点として
ホークアイとのブダペスト話は端折られたな?と。
あとノルウェー、モロッコ、ブダペスト…と景観美しい都市の映像は良かったが、ロシアの描写適当過ぎでは。あれロシア?
エンドゲームでも東京はアジア圏カルチャーミックスな適当感があったけど、舞台となる都市名を上げるのならば世界観の作り込みをもっと平等にして欲しい。
そこのところ次作シャン・チーには期待。
ていうか2021年のマーベル作品あと4作も公開されるの楽しみ。

今作の流れはドラマホークアイに続くのかな。エレーナは是非アベンジャーズ作品に合流して欲しいし、ホークアイと手を組んで欲しい!
まろ

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