peplum

ブラック・ウィドウのpeplumのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

2年ぶりのMARVEL映画。度重なる延期で待ちに待ったブラックウィドウ。
『エンドゲーム』のあとでどう工夫して来るかと思ったらその時点での話かーと納得した。
ブラックウィドウって抜け忍なんだなって見てて思った。だからNARUTOでイタチとサスケの関係性に萌えた人は高確率でハマると思った。 ハマった。
静かなオープニングの中で姉妹の悲しみが染みててグッとくる。前髪下ろしメガネデビッド・ハーバーはレアだね!と思った。ああいう子供時代の悲しいエピソードには弱い。
Smells like teen spiritが流れる中情報の洪水。見終わったら絶対聞こうと思ったこのカバー。
ミッションインポッシブルや007を向こうに回して立ち回る一大スパイアクションとして肉弾戦多めでめちゃくちゃかっこよかった。アベンジャーズだと肉弾戦キャラは後手に回ること多いけど人間サイズのバトルだと無双できるなと思った。モロッコやブダペストなどロケーションが変わるのもスパイ映画っぽい。
『ミッドサマー』『若草物語』に続くフローレンス・ピューパーフェクトイヤー2020のアディショナルインパクトとしてのブラックウィドウ。スカヨハという横綱にがっぷりよつでぶつかる若大将感がよかった。スーパーヒーロー着地いじってやっちゃうのかわいいよ。デビッド・ハーバーの刑務所武勇伝腕相撲、レイチェル・ワイズの豚迷路、短いシーンでどういう人なのか分からすシーンがうまかった。さすがMARVEL。
家族再会の食事シーン楽しかった。服キツいけどちゃんと着れてよかった。他の作品ならボタンが飛ぶとかでワンターン使うはず。
タスクマスターのコピー能力凶悪。あ!キャプテンアメリカ!あ!ホークアイ!あ、ブラックパンサー?!みたいな。1人アベンジャーズ。娘のこと引っ張るなと思ったらやっぱりおった。
平地アクションだけだったら画面が平坦になるけど高所からの落下は中々楽しい味だった。
「月のものか?」のくだりとか女性監督女性主演の映画の凄さだなと思う。

吹替、米倉涼子は9年よく頑張ったと思う。もう役と声が馴染んでて格があった。大塚明夫と田中敦子夫婦にしようって思いついたやつ絶対ニヤニヤしてただろ。デビッド・ハーバーといえば山野井仁だと思ってたけどコミカルな明夫さんだったのでこちらに軍配。重たい声の声優は多いけど英語、ロシア語、歌までこなして軽快な芝居もするには明夫さんくらいじゃないと出来んと思った。田村睦心さんよく知らなかったけどフローレンス・ピューにあってた。生意気な感じ。
関智一別役再登板熱いね!たしかに『アントマン&ワスプ』の役は小さかったからありだと思う。個人的には名のあるヒーローで使ってほしかったけど関さんの声が聞けて満足。ロス長官もしぶとく出てくれて嬉しかった。
peplum

peplum