作られた偽物の家族だったメンバーが、20年後に再び集う展開はなんだか新鮮で不思議な感じ。偽物でも本物になれる、というある種ご都合主義的な流れではありますが、素直に感動できました。家族の関係性が希薄になってきている現代に当てはまる普遍性があるのかもしれません。
女性たちが洗脳されて戦わされるところは、現実世界での搾取を連想させます。それがディズニーが過去にやっていた児童労働を思い起こさせるのが皮肉なところです。
レッドルームで閉じ込められる部屋のデザインが、明らかに中銀カプセルタワーへのオマージュでしたね。