みーちゃん

8番目の男のみーちゃんのレビュー・感想・評価

8番目の男(2018年製作の映画)
2.9
サクッとおもしろかった。はじめはバラバラだった陪審員たちが、全員一致で「分からない」に辿り着いたことの意義に、素直に涙が出た。

だからこそ余計な装飾が邪魔になって仕方なかった。ごっそり要らないと思うシーンがいくつもあった(まさか、あの清掃員が法曹の神や使いみたいなのを体現してるとか言わないよね?引く)。

そして全編に、そこはかとなく流れるドタバタ劇風??な演出や音楽。好みの問題かもしれないが、あれを監督が何の効果を期待してやってるのかが分からない。もしコメディ要素を入れるためなら、あんなことしなくても本筋やキャラ設定自体がおもしろければ充分なのに。
パク・ヒョンシクはじめ陪審員のキャスティングが良かったし、上司役のクォン・ヘヒョもいい味出してた。ムン・ソリはさすが!だった。