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8番目の男のもものネタバレレビュー・内容・結末

8番目の男(2018年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

パク・ヒョンシクが出てるので前知識なしで視聴。
見終わった後、作品の評価が高く他の方のレビューもほとんどが高評価だったので最初からリピ視聴したけど感想は変わらずでとても書きにくいけど…
スコアはキャストの皆さんの熱演に3.0

私は法律家じゃないけど終始ツッコミどころ満載だった。モヤモヤ通り越してポカーン…みたいなやつ。

韓国の刑事ドラマとか日本の『科捜研の女』とか『女王の法医学~屍活師~」とかが好きでよく見ているので、僅かな手がかりからあらゆる手段で徹底的に捜査して真実に辿り着く方がフィクションなのか悩むレベルでこの事件の捜査があまりにも手抜きだった。

コメディー映画なん?と悩むレベル。

この事件の被告人、もし、この陪審員たちがいなかったら…って考えたら怖い。それに最初はヒョンシク以外は早く帰りたいから有罪でいいよね?っていうノリだった。

大人の陪審員が裁判所の建物内で迷子。1人ウロウロ歩き回ってたら檻に入れられている被告人と一対一でバッタリ出くわす(掃除のおばさんが途中まで案内してくれて、おばさんはいなくなり被告人と対面する廊下には誰もいないとか…ありえん)

迷子陪審員ヒョンシクがその時に被告人の両手首から先が切断されている(裁判中は義手に黒い手袋)ことに気がつくとかさ…

血痕が全く付いてない金槌が凶器(私には理解不能)金槌は指がない手では握れないのでは?と疑問に思ったヒョンシクの要望で、裁判中に義手の被告人が金槌を振りおろせるかどうかを実証してみるとか(被告人に凶器を手渡すとか正気なん?案の定、金槌がすっ飛んで女性裁判長の首に当たって流血騒ぎに。)

事件の捜査方法、裁判中に起きる珍事?が気になって全く感動できなかった。

最後、陪審員の集合写真が裁判所にずらっと壁に飾られていて、ベタに半目ヒョンシクに笑うところなんだろうけど、陪審員のプライバシー保護は…?怖すぎ。

ヒョンシクもヒョンシク以外のキャスト陣もいろんなドラマでお見かけしているお馴染みの人たちばかりで演技が素晴らしかっただけに…うーん…

それにこれも原題のまま『陪審員たち』で良かったと思う。
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