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8番目の男のcoco1210のネタバレレビュー・内容・結末

8番目の男(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

初の陪審員団を加えた裁判。十分と思われていた証拠を元に検証していくうちに、それは不十分とわかり現場検証まですることに。
最後の最後まで有罪か無罪なのか。陪審員の諦めない姿勢が胸を打つ。そして最後に出された結果は更に心動かされた。『疑わしきは被告人の利益に』この言葉を裁判官がのんだとき、無罪の判決を言い渡す。懲役25年となるはずが無罪に。いわゆる大逆転裁判となった。

「法は人を罰しないためにあるのです。罰するときには冤罪を防ぐために基準が要る。むやみに処罰できないよう設けた基準が法なのです」この深い意味を持つ裁判官の言葉。人が人を裁くことはできないからこそ必要なのだと思う。

・裁判官役のムンソリさん、特にラストの判決を言い渡す様がとても印象的でした。そして陪審員役のキャストの面々!ヒョンシクさん他、お見かけしたことのある方多数で良かったです!
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