Kapporiya49

ブルーノート・レコード ジャズを超えてのKapporiya49のレビュー・感想・評価

4.0
この映画の白眉はなんと言っても現在のブルーノート・オールスターズwithハービー・ハンコック&ウェイン・ショーターによる "Masqualero" のスタジオ演奏!

映画館で観る&聴くからこそ、音と映像相まってこの曲の醸し出す不気味で不可解だけど知的なムード、そしてこの映画で何度も語られる個々の個性が全体を創り上げるみたいなコトが分かりやすく表現されていて、心と頭に突き刺さる!
このシーンの存在だけでも音楽ドキュメンタリー映画として5億点です!

Blue Note に昔から親しんでいるファンにとっては、恐らく知られざる歴史やとっておきのエピソードは無いんで面白くもないのカモでしょう。私の場合は、20年ほど前に1500番台と4000番台ばかり聴いていた時期があるものの、80年代以降のレーベル復興後、特にここ10年間の状況はほぼ知らないので、コレを機会に過去の名盤と共に近年の音源も聴いてみようかと思う。
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