11年前に捉えた光景をユスターシュは再現する。白黒からカラーになったこと以外は前作のドキュメンタリーとプロットや起承転結に至るまでほとんど一緒だが、反復や繰り返しを積み上げる彼の作家性と共鳴し、継続…
>>続きを読む1979年、前作から10年後のペサック。
より薄れゆき、変化してゆき、現代に侵食されてゆく、伝統や風習の、細やかな哀愁。
時代の変化。
仄かに匂う土の残り香と、コンクリートに埋もれてゆく世界。
現代…
ジャン・ユスターシュのドキュメンタリー。故郷の伝統行事を記録撮影した。1968年に撮影以来11年ぶりに同じ題材をカラーで撮影した。
前作との違いは
●乙女の選出がもめる
●乙女は遠方にいる。乙女から…
無字幕。「ペサックの薔薇の乙女」は新旧2本あるが、ユスターシュは新しい方から見せるようにとの指示をしているらしい。
本人不在のところで村の「薔薇の乙女」が選出されるが、(無字幕なので詳しくはわかん…
© Les Films du Losange