ペサックの薔薇の乙女79に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『ペサックの薔薇の乙女79』に投稿された感想・評価

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mare

mareの感想・評価

3.0

11年前に捉えた光景をユスターシュは再現する。白黒からカラーになったこと以外は前作のドキュメンタリーとプロットや起承転結に至るまでほとんど一緒だが、反復や繰り返しを積み上げる彼の作家性と共鳴し、継続…

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1979年、前作から10年後のペサック。
より薄れゆき、変化してゆき、現代に侵食されてゆく、伝統や風習の、細やかな哀愁。
時代の変化。
仄かに匂う土の残り香と、コンクリートに埋もれてゆく世界。
現代…

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ジャン・ユスターシュのドキュメンタリー。故郷の伝統行事を記録撮影した。1968年に撮影以来11年ぶりに同じ題材をカラーで撮影した。
前作との違いは
●乙女の選出がもめる
●乙女は遠方にいる。乙女から…

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色んな規則がなあなあになりつつある。
町長も興味がなさそうだが68年の町長に比べるとシンパシーを感じる。
よく知らない人々とよく知らない古い儀式を行うのがめんどくさくてしょうがないのだろう。
ムチコ

ムチコの感想・評価

4.0

無字幕。「ペサックの薔薇の乙女」は新旧2本あるが、ユスターシュは新しい方から見せるようにとの指示をしているらしい。

本人不在のところで村の「薔薇の乙女」が選出されるが、(無字幕なので詳しくはわかん…

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mingo

mingoの感想・評価

3.7
69年版よりこちら79年版を先に観てこその正しい見方らしい。というより良いらしい。ユスターシュ研究者須藤さん
(『ナンバー・ゼロ』の所で少し触れた。睡眠時間帯に観たのでおぼつかない。)
同録だが音と映像を別々に処理している
映画的ドキュメンタリー

シャンプティエがカメラアシスタントでクレジットされてたのが一番テンション上がったとこだ
運営会議、投票、決戦投票(たぶん)、いつの間にタワマン2棟。選ばれた感じのよいマドモアゼルは祭りの間じゅう村長に引きまわされて誰も彼にも挨拶のキスをしなきゃならないミスコン結婚式。
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