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百万弗小僧のricoのレビュー・感想・評価

百万弗小僧(1934年製作の映画)
3.7
allcinemaではカンターにしては笑えると書いてあったが、確かにそんな気が。「カモ」の脚本家(wikiでは台詞担当)のナット・ペリンとアーサー・シークマンが脚本を書いているからか。

ポーターの男の子が出てきた時に、この子は確か!と思ったら、後ほど兄弟でタップ見せてくれました。「ハレルヤ」に出ていた「ニコラス・ブラザーズ」。(ポーターは弟)

http://strongerthanparadise.blog122.fc2.com/blog-entry-23.html

彼らの事をネットで詳細に書いてるページ発見

カンターは相変わらずミンストレルショーを披露している。楽屋で顔に墨を塗りながら黒人に「君は塗らなくていいから楽だね!」という地獄のようなギャグには正直ドン引き。
そこからのミンストレルショーの歌の歌詞に「ジョージ・M・コーハン」とか入っててるのが時代感感じる。(ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディで描かれてた人ですね)
でも程よく舞台ぽさも出ているミュージカル演出はカンターに向いていて、出来としては悪くない。

台詞の中に「離婚したらお金を払わないと」「死んだ馬に餌をやるのか?」っていうのが出てきますが、これもグラウチョの名言みたいなんで出てくる。なにかの台詞で流用したのかな?

ラストのミュージカルナンバーはカラー。
ジャケ裏で見ると「3色方式のテクニカラー使用」とあるが、wikiのテクニカラーには「3色方式のテクニカラーはディズニーが35年まで独占契約を結ぶ」と書いてある、、、詳細は如何に?
ここはチャリチョコ(初代)が頭をよぎるようななかなか可愛い素敵なとこなんですが、つべでここだけ見れない、、、
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