2022年鑑賞51作目
言葉や想いの純粋性に加えて配達人の意義を伝えてくれる。
読み書きができない人がいること。上流階級のメンツ。
物語の世界観を活かした設定が上手い。
エイミーの一人称が僕であるのも、その設定を活かしてるからだろうな。
(過酷な生活環境で男にナメられないように短髪にして「僕」として男のように振る舞ったのではないかと)
西洋画のような映像と髪の毛への光の透け方、衣装の揺れ方。
作り手の技術と熱量を感じられた。
最後のテイラーの着地地点はエイミー同様、ヴァイオレットに新たな関係性と経験や想いを運ぶだろうなと、ものすごくキレイな起承転結だと感じた。