これはほぼサイレント映画ですなぁ。
画的には素晴らしい映画だった。
でも、実際のところ私にはよく理解できないシーンも多くて、観賞後モヤモヤってしてしまった。が、本作品の対するスレイマン監督のインタビュー記事とか読むと、「観る側に想像する自由を残す」映画を通してメッセージを伝えようとは思ってない、とのことでしたので、良かった、、、監督の意図の通り、自分なりの見方で楽しむことができたと思います。社会問題などのメッセージ性とかではなく。特に、オープニングとか、私にはよくわかんなかった( ̄∇ ̄)
無人のパリのシーン、あまりにも美しく正対称な切り取りで、模型を作ったのかと思ってしまうほどだった。
ニューヨークやパリの景色をこの映画で存分に見ることができて、やはり旅行に行きたいなぁと思いましたね。
パリのカフェでコーヒーを飲みながら、お洒落な人々をひたすら観察してるシーン、スレイマンもちゃんとフツーの頭の人なんだなって思った笑笑 オシャレで魅力的な女の人が、絶え間なくパリを行き交う様子を見てると、やっぱあんな音楽流れちゃうよね笑笑 そういう目線になっちゃうよね笑笑
最後の方、空港の税関のところで、いきなり非現実的な愉快なCGをシュールに挟み込んできてて、笑っちゃいました。笑
オシャレだし、シュールだし、なんだか、面白かったです。
この映画を通して、スレイマンのアップの顔を見すぎたので、今日から夢に出てきそうです。
フライヤーも好き。