主人公たちが
物語、詩、音楽について
語りあうシーン、
絵画的な美しさ、女性の苦悩は、俺にはわからないけれど、『ハイフィデリティ』なあのシーンがあったから、眠らずにいれた。
その後の、女中ソフィの
ショックな出来事あとの
「みなきゃ」「描かなきゃ」のシーンでも
心がチロチロ燃えた。
美術のモデルといえば
手塚治虫、火の鳥鳳凰編のブチ。
あれは仏像のモデルだったけど、
瞬間的には同じテーマがあったと思う。
芸術×時代劇って、強い。
美術に対する興味がすごく増した。
モデル役のアデルエネルがでている、
「メゾンある娼館の記憶」は、
エンディングのディープソウルが良すぎて
渋谷で3,4回みた思い出の映画。
あの時ぶりのフランス映画だったかな?
あの映画も、男社会に所有される女性たちの話だった。
『燃ゆる女の肖像』、
英題「Portrait of a Lady on Fire」
劇中の、焚火を囲う
「なんぽ そん ふちぇれ♪」のあの歌は
歌詞
Fugere Non Possum(≒ I can not flee)nos resurgemus(≒ we fly)
自由にはなれない、自由には、、
私たちは飛ぶ。
監督がニーチェからインスパイアされて
作ったオリジナル曲。
イントロの不協和音が恐かった、
歌詞をみてなっとく。
海と炎の映画。