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燃ゆる女の肖像のaaaaaのネタバレレビュー・内容・結末

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

とにかく映像がきれい。始めの弟子たちのシーンしかり、海のシーンしかり。
マリアンヌの横顔もきれいだった。
冒頭の荒れる海の中に落とした画材を拾いに潜るシーンは、男だらけの画家の世界に果敢に挑む主人公を表しているみたい。
勝手に結婚相手を決められて、「選ぶことのできない」エロイーズや、メイドさんの中絶問題など、全体的に18世紀の抑圧された女性がテーマの一つでもある。
二人は恋に落ちるのだけど、女性監督だからか、必要以上にエロくない。

「最初に再会した時」の28ページに指を置いた絵は、どちらかというと、マリアンヌが1枚目に書いた絵と似ていた気がした。別の画家が書いたのだろうけど、やっぱり、2枚目のあの絵はマリアンにしかかけない特別なものだったんだなと思った。

オルフェのくだりも見事に回収されていた。
2人の別れが、切ない。
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