強い目の力をもつ彼女らに見つめられると画面に吸い込まれる感覚
時代、設定、ロケーションともに俺は夢中になることに完璧で、今回は自分の部屋で観たが、もしも映画館で観ていたなら全集中で号泣していたことだろう
画家、すなわち絵を描くシーンは多く、それもあって衣装の生地感を映像から詳しく感じられたり、細かい髪の動きや肌感、絶妙なライティングにため息をした
殺風景なダイニングシーンもそれは魅力的で、自分も一緒に食事へ参加させて欲しい気持ちだった
女性の生命力を常に感じる演出は秀逸で、繊細でもあり大胆で美しい様、それは観ている者に感動と自信を与える
ドン、ドンと来たラストは非常にドラマティックだった、エロイーズの表情を見ながら、彼女らの情熱的な経験を脳内で再度回想した俺の心は燃えた
今ここに書くか迷ったが…、これを観終わって俺は「君の名前で僕を呼んで」をふと思い出した