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ポルトガル、夏の終わりのmakikoのレビュー・感想・評価

ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)
3.0
霧がかった深い緑の中で、鮮やかな色彩の服に身を包んで彷徨うイザベルユペール。濃い青色の柄のタイルが並んだ壁の前に座るイザベルユペール。そして最後シーンでの、日の光を浴びている彼女。冒頭の台詞の通り、どこを切り取ってもフォトジェニック。今回女優役ということで『アスファルト』を思い出し、自分中心でぐいぐい進んでいく姿には『間奏曲はパリで』を思い出し、自分らしく己と向き合っている様子を見て『未来よ、こんにちは』をまた観たくなった。というわけで、イザベルユペール好きな人には良い映画でした。
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