松竹ブロードウェイシネマ第2弾は、2013年上演のBW版『ロミオとジュリエット』
今回はミュージカルではなく演劇。とは言ってもBW演劇を観る機会も貴重なので、興味津々で行ってみた♪
世界で最も有名な悲恋の物語♡映画、演劇、ミュージカル、ありとあらゆる形で演じられてきたストーリーをBW舞台初挑戦のオーランド・ブルームが演じる♪
シンプルな白いTシャツとジーンズに身を包んで、シェイクスピアのセリフを囁く姿は文句なしでカッコいい♡あんまり意識したことなかったけど、声も素敵♪
悲しむ姿も、怒りで身を震わせる姿も美しい!欲を言えばもっと激しく苦痛に歪ませる顔を見てみたかった!
『NINE』のデヴィッド・ルヴォーのリアルにこだわった演出というだけあって、衣装やセットも現代的で、シンプル。
その分、シェイクスピアの紡いだ美しい言葉の数々がとても際立っていて、改めてその魅力に気付かされる♪
逆に言うと全体的に演出はアッサリ。個人的な好みとして、もっとこってり見せて欲しい場面もいくつかあり、少し物足りなさを覚えたかな。
キャピレット家は黒人、モンタギュー家は白人の対比。キャピレット家の宴のシーンはアフリカの民族的な雰囲気を感じる演出が印象的♪立ち昇る炎の柱が、シンプルながらカッコいい♪
婚礼のシーン、終幕のシーンでも炎の演出と音楽が際立っていて、荘厳さがある。
短くも、強く激しく燃え上がり、儚く消えた2人の恋のように。最後には悲しみの火傷の跡を残す。
お次の松竹ブロードウェイシネマ第3弾はミュージカル『42ndストリート』♪これは見に行かなきゃ〜♪