このレビューはネタバレを含みます
ムービープラス放送分を録画して鑑賞。
ドイツ人の全てがナチでは無い。
頭では理解していても
感情的にはキツいと思う。
家族や友人を殺した国の兵士が
かつての敵国でサッカーする姿は
なかなか認めがたいのも理解できる。
実話系作品。
良いお話ではありますが
主人公の感情が見えづらいから
あっさり駆け足展開に感じる。
マンチェスター・シティ。
歴史と伝統のあるサッカーチーム。
いかに才能のある選手とはいえ
ユダヤ人の多いマンチェスターで
ドイツ人の元兵士を獲得する狂気。
メジャーリーグの
ジャッキー・ロビンソンに対する
ヘイトとはレベルの違うブーイング。
プレーで恩返しするしかないが
努力しても認められないのは
心が折れそう。
ユダヤ教の指導者に認められてからは
純粋にプレーで応援してもらえる。
順風満帆な感じで行くのかと思いきや
息子の死でキツめの展開へ。
ただ演出なのか
主人公の感情が全体的にわかりづらい。
どんな想いでピッチに立っていたのか。
トイレ掃除と息子の死以外は
どうにも感情が伝わって来ないのは残念。
個人的に好きな
ドイツ人のゴールキーパーといえば
マヌエル・ノイアーさん。
もしくは
オリバー・カーンさん。
今作の主人公
バート・トラウトマンさんは
知りませんでした。
2024-26