フランス映画の意欲作… 誇り高きフランス人が、よくぞ、自国のこんなにも深い闇に切り込んだこと…
私は、コゼットをイメージしてレンタル鑑賞。なんとも呑気なことよ… トホホ、、
アメリカ映画ではありそう、既視感あり。
しかし、移民国家、陸続きの欧州には、アメリカとは一味違った地域間、人種間の分断、格差、緊張感がある。
聞き齧って知ってはいたものの、こんな深い闇があるとは… 自らの無知を恥じる…
こんな危険な街、そりゃ警官も血気盛んでないと務まらない。綺麗事言っていたら、奴らの餌食にされてしまう、のさばらせてしまう…
治安なんてない、無法地帯になってしまう…
対立し、時には手を結ぶ悪党共…
そこに生きる子供達の些細な悪戯が、思わぬ亀裂を生む。
悪い草も、悪い人間もいない…
育てる者が悪いだけなのだ。
こんな所で生まれ育てば、そりゃ、そうなるよな… 日本に生まれた幸せを噛み締める。そんな感じでした。
果たして、ラストはどうなったのか?
とても気になりました…