〈爆発の危機に瀕した“花の都”の裏側〉
パリ郊外、モンフェルメイユ。ヴィクトル・ユゴーの大河小説『レ・ミゼラブル』の舞台でいま、怒りの泡がふつふつと沸いている。
パリといえば華やかで洗練され…
このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2024/05/26
同監督の新作『バティモン5〜』とあわせて武蔵野館で公開中。前から気になっていたので有難い。パリ郊外の移民と警察の対立が描かれているので、『バティモン…
こわいーー
いつなにが起こるかわかんない緊張感、冒頭シーンのみんな嬉しさに騒いでるのにモヤっとした音楽がかかっててその後の暗示になってるなとか、こわい
オシャレ!きれい!なフランスのイメージぶち壊し…
感情がゆさぶられる
その先を見る側に委ねる 秀逸
観察者がいる そのことにより物語が大きく動く
生まれつきの悪はいない。
「友よ、よく覚えておけ、悪い草も悪い人間もない。育てる者が悪いだけだ」…
序盤から一瞬ドキュメンタリーかと
勘違いするほどのリアリティー。
移民問題が膨らんでいる実態を
かなりの緊迫感でもって
内部近距離から映し出す。
これはきつい。
互いに激昂し、
終着点が見つからな…
このレビューはネタバレを含みます
煌びやかなパリのリアル。
“移民“と“地元民“
親は移民でも子供は地元民。
エムバペやデンベレもアフリカの血を引く英雄。
“犯罪常習者“と“警官“
犯罪者を顧客と呼ぶ彼らは社内でリスペクトされて…
映像も美しいけど、音の良さで早々に意識がロックされた。
斬新なストーリーでもないし、わくわくするような内容でもないし、社会問題をリアルに扱っているけど、カジュアルなアクション映画とかより意識が離れず…
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