「わたしは、ダニエル・ブレイク」に続いてこの作品。
労働について問題定義し続けるケン・ローチ監督らしい作品でした。
フィクションでなく、実際起こっている労働問題、どこの国でも起こりうる話、そして労働問題には常に家族や友人が関わり良い結論に達することもあれば、悪い結末を迎えることもある。このどちらもケン・ローチは描いているから好きなのです。
胸の奥から湧き上がる虚しさとどうしようもない苛立ちをいつも感じてしまうのは、自分にとって人ごとでない身近な問題だからだと思います。
久々に邦題がしっくりきました。