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リトル・ジョーのぷちのレビュー・感想・評価

リトル・ジョー(2019年製作の映画)
4.5
綺麗で現実離れした色調から全体の奇妙さが表現されているが好きな感じ
軽やかでポップなイメージ
社員食堂の素敵なケーキで日常お茶するシーンも羨ましい

映画音楽に邦楽を使うって、通常不気味さはあると思うけど、チグハグな使い方をされる奇妙さがでる

出演者の毛量豊かな感じも、敢えて寝ぐせつけたままな感じも、どこで髪を分けたいのか不規則で、セットも不思議な流れをしているのも奇妙さに成功

種を残さない遺伝子操作をしても、種を残す手段を他に求めて自然は進化する

そもそもハッピーの定義が誤ってるのに
ハッピーになれるものを目指す
そして人の脳が支配されてしまう

昔、BBCドキュメンタリーで学者が「一見人類が植物を支配しているようだが、実は人類は長い間植物に支配されてきた」と語ってなるほど!とすごく共感したのを思い出した
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