どうせグザヴィエドランだから孤独で救われない話なんだろうな…と思って観たら違った。
相変わらず「性と親子」がキーにはなっているけどマティアスもマキシムも友人はたくさんいて、誰も孤独ではない。顔に大きなアザがあるのに誰もそこに言及しない、マキシムの全てを受け入れている友人は素敵だな。
過去作は陰鬱!閉塞!だけど、この作品は誰もが悩み苦しみ、それを少しずつ分かち合う様子がフィーチャーされ、終始開放的におもえた。
エーーン、でも母親はメチャ怖い。過去イチ怖い。マキシムが歩み寄ろうと頑張った場面で泣きそうになった…頑張ったね…