このレビューはネタバレを含みます
今まで観たドラン作品の中で、一番好きかもしれない！マキシムを追いかけるカメラが、マティアスの目線そのものって感じがしてときめきがとまらなかった。窓越しにタバコの吸い殻をポケットにしまう？マキシムを見たマティアスの笑顔とか、恋する気持ちをそんなふうに描写するのがとても好み。どきどきするし、あったかくなる。マティアスの方が感情の起伏が激しくてマキシムが比較的落ち着いた態度なのも、2人の育ってきた環境の違いを思わせるものがあってよかった。また2人を取り巻く友人たちがみんないいやつ。ありきたりな言葉で申し訳ないけど、恋する気持ちには異性同性というのは本当に関係なくて、誰が相手でも恋は驚きと戸惑いと激しさと美しさに満ちている。なんかそう思える映画でした。
そして終わり方が好きすぎるー！！しばらく余韻に浸れそうです☺️あと、この映画のドラン監督のビジュアルがとっても可愛くて好き！
