この手の作品をこき下ろすとLGBT関係の方々からお𠮟りを受けそうだが、正直後半でいきなりゲイ物となり、その後は観るのが辛い部類の作品となっていて、一般人であるマジョリティーの方々は避けて通ったほうが良いだろう。
まぁ、もしこれがゲイ物でなかったとしても、勿体ぶった描写のわりに底の浅く、退屈な内容に変わりはない。
主役二人の家族構成とかほとんどメインのストーリーに絡んでこないし、その他の友人もキャラが薄くて存在感が無い。
「強烈に嫌な奴」役かと思った途中登場のマカフィーも不発。
中二病的な顔のアザも、友人のあの一言のためだけにある設定で、他に全く活かせていないのがイマイチ。って言うか、シーンにより微妙にアザの形が違っているのが気になってしまった。
30歳の髭面おっさんたちがはぁはぁ言いながらディープキスするシーンで萌える性癖の人以外は観ないほうが良い作品。
余談。
お互い別のフィールドで生きて行けばいい。
なぜ「みとめて、みとめて」とこちらに寄ってくるかなぁ・・・
マイノリティに対する差別だと怒られそうだが、過敏になってないか?
日本では今作で、ジョージ朝倉による少女漫画『溺れるナイフ』とのコラボポスターが作られたが、wikiによれば
「『溺れるナイフ』の「男女」キャラクターに置き換えたものであったことから、SNSを中心に同性愛を軽視する行為であるとして批判を浴びた」
そうである。
いや、コラボなんだから自分の漫画のキャラに置き換えて何が悪いの?だいたいどう考えても少数派の意見でしょ。
ノイジーマイノリティは多くの場合、マジョリティを犠牲にしていることを忘れてはいけない。