このレビューはネタバレを含みます
真面目でプライド高くて既婚者もいてキレやすいが悪意一切なしのマットと
控えめでニコニコしてて周りからも好かれるが、毒親持ちで自分の意志があんまりないマックス。
この映画の監督も主演も兼任してるんて、ドランさん才がありすぎるよ…。
ストーリーにおいて説明的なセリフがかなり少なくて、見てる側がしっかり察せよな！的な映画。
アホな私はじっくり見てないと理解できなかったりするところもあったけど、気になる相手への舐めるようなカメラワークとか、こっちも気まずくなるような間とか、考えるな感じろと言われてる気がしてだんだん本能のままに見てました（？）
直接的な表現がキスシーンだけで、しかもほぼラストだったから何故か泣いてしまった…
マックスの痣がずっとなにか意味があるのかと思ってたけど、ついた過程とか一切ストーリーになくて、誰も触れないから気になって仕方なかったけど…
後半にマックスが「痣野郎！」って言ったときには、ここにきてそれ触れるなよ！！！と私がショックを受けた…
そんで、マットは故意的に推薦状をマックスに渡さず出稼ぎに行かせないというがきんちょぶり…エリートイケメンのやる嫌がらせが小学生男児すぎて…
だからこそあのラストはえ？！？！せめて謝って？！と思っちゃったけど…！
あの後ちゃんと話せたのかな？
