マティ・ディオップ特集~越境する夢~で『アトランティック』
Netflixで観た気になっていたが、序盤しか記憶が一致せず。セネガルを舞台にした映画は初だが、これは映画館で観るべき。全編にわたって、暗…
カーペンターやん。だがカーペンターよりアイロニカルでシネティックで面白い、2010年代の霊的サスペンスコメディのエポックメイキング。ドゥニやアピチャポンなどを受け継ぎ正当な映画作家として期待を超える…
>>続きを読む労働争議から始まって幽霊たちが本懐を遂げるに至る。展開が読めない楽しさは『哭声(コクソン)』や『バクラウ』に通じる。様々な表情を見せる大西洋、雑然とした街、海辺のレストラン、ミラーボールのような明か…
>>続きを読む労働者たちが未払いの賃金をめぐって反乱を起こす社会派ドキュメントなのかと思ったら、線路の踏切を挟んで向かい合う男女のメロドラマになっていて、なんやかんやで犯人を探すクライム・サスペンスになったかと思…
>>続きを読むセネガル製ゴーストラブストーリー。
出稼ぎにヨーロッパに向かう男たちが荒波の大西洋を航海する姿は、一度も形として描かれることはなかった。ただ恋人たちの逢瀬の場所やヒロイン宅からの窓、友人のカフェバー…
労働問題、宗教、ジェンダー、階級、一瞥するとそんなようなテーマの途上国アフリカ若者映画かと思うが、それがほとんどジョン・カーペンター(『ザ・フォッグ』!『光る眼』!)のような復讐と恋の幽霊譚に変貌す…
>>続きを読む昨日観た『千の太陽』でも思ったけど、前半のシーンからは想像してなかった“展開”というレベルに収まらない
“展開”どころか予想外の“ジャンル”に移行するのがすごい。
『千の太陽』は急だったけど『ア…
大好きなはちどりを撮ったキムボラがベスト10で挙げていてずっと気になっててスクリーンでかかるというので駆けつけました。セネガルの劣悪な労働環境下に耐え切れず出稼ぎに海へ出た男たちに待っていた悲劇と街…
>>続きを読む冒頭20分くらいの撮影が涙出るくらいよくて、セネガル版サウダーヂってこと…!?と胸熱くたまらなかった 未払いに怒り歌い項垂れる男たち、生き物みたいに荒いセネガルの海、電車越しにはにかむ若き恋人ふたり…
>>続きを読む後悔
都市開発が進むセネガルの首都ダカール
17歳の少女エイダは裕福な男性との結婚を控えていたが、建設現場で働く青年スレイマンと秘密の逢瀬を重ねていた
しかし、給料の未払いが続く職場に耐えきれなく…