アメッドの持っていたナイフが、
自分が知らぬ間に誰かにむけているナイフと似ていた。
コーランの解釈によって、さまざまな対立が生まれていることをしっかり観客に理解させる。この現象は、私たちの…
ダルデンヌ兄弟監督のファンでいつも楽しみに見ていましたが、今回は少しガッカリかもしれません。
アメッドくんをどう描きたかったのかが分からなかった…どうしてあそこまで過激な思想になったのか、従兄が…
怪しい導師サマに感化された少年アメッド君は殺人を思いとどまることが
...
できなかった。
彼らの宗教の教えとしては思いとどまるもへったくれもないのだろうが。
少年が教師を殺そうとしたため少年院に…
むむむ…なぜアメッドが急進的な考えを持つようになったのかがわからず、ちょっと乗り遅れてしまう。
ベルギーでのアラブの人の立場は確かに微妙。でもアラブの人の中でも色々濃淡がある。子供たちはまずアラビ…
アーメッドの葛藤や変化が丁寧に描かれている映画だろうと勝手に想像しておりましたが、
むしろ青年の無垢さにより何考えてんだこいつ?というリアルをそのままに描いている作品でございました。
“宗教的感覚…
導師を除いていい大人しか出てこん。
アメッドは母からも愛されてるし、周りの環境も良かったからラストに手を握れたけど、そうじゃない子は誰も手を伸ばせないままどんどんのめり込んでしまうんやろうなと辛く…
いやもう…どんなに周囲がアプローチしても、アメッドを変えられないし救えない。
ラストはいろんな解釈ができるだろうけど、少年院に入ったあとも改心したように見せながら歯ブラシを尖らせてイネス先生の殺害へ…
カンヌ上映が決定したときからとても楽しみにしていたダルデンヌ兄弟のこの映画。
多くは語りません。とりあえず、えげつないです。そして、冷酷です。
この世界を丁寧に詳細に構築していくダルデンヌ兄弟は最…
作品の中は全く音楽が流れない。だからこそドキュメントのように、リアリティがあって良かったんだと思う。
純粋すぎて、まっすぐすぎる。
見事なタイトル回収と、エンディングに優しく流れるピアノの音を聞いた…
© Les Films Du Fleuve – Archipel 35 – France 2 Cinéma – Proximus – RTBF