その手に触れるまでに投稿された感想・評価 - 101ページ目

『その手に触れるまで』に投稿された感想・評価

bellevoile

bellevoileの感想・評価

4.0

13歳の少年が過激な思想にのめり込み、彼の聖戦/ジハードに突き進む様を追う本作は、移民の子ども世代を取り巻く社会的な面と、誰にでも訪れる思春期の両面を描いているように見えた。

口うるさくも愛を注い…

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昨年のカンヌで監督賞を受賞した作品とのことで。

手持ちカメラで、主人公の感情を追いかけるかのようなカメラワークが印象的でした。
説明台詞もほとんどなく、過剰なドラマ演出を極限までカットした、一寸の…

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meltdownko

meltdownkoの感想・評価

4.0

抑圧によって思想が先鋭化していく話かと思ったら性欲とのはざまで引き裂かれる姿が思いがけず微笑ましいのだけど、今にして思えばそれは彼を理解不能の怪物から一人の人間へ塗り替えるための共感を呼ぶ手続きであ…

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K

Kの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

上昇に始まり下降で終わるのは映画としては理解できるけれども物語としてはあまりにも不十分。最後の台詞も唐突かつトゥーマッチに感じる。冒頭でオチまで勘付かせてしまう邦題も如何なものかと。
Goemon

Goemonの感想・評価

3.2

あらすじに「狂信的な考えに囚われた少年の気持ちを変えることはできるのだろうか……?」とあるが、主人公がママを求めたシーンを持って、それがなされたと解釈はできる。しかし、己の計画の失敗であったり、社会…

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Ardor

Ardorの感想・評価

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新宿武蔵野館にて鑑賞。
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ダルデンヌ兄弟は「イゴールの約束」以来、前作の「午後八時の訪問者」以外は見てきた。かなり信頼をおいている僕の人生を伴奏してくれたような作品を作ってくれる監督だと思って…

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西

西の感想・評価

3.5

ダルデンヌをしばらく見まくっていた時期があって、そのせいもあって、本作は良い意味でダルデンヌの集大成に近い作品だった。
「少年と自転車」と「ロルナの祈り」の人間の分かり合えない虚しさもありつつ、最後…

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大鳥涙

大鳥涙の感想・評価

3.5

初期の秀作(息子のまなざし!)に比べると、最近のダルデンヌ兄弟作品は甘くなっているように思う。この兄弟の作品は赦すこと、慈悲の心がベースにある。今作もそうだが、一本調子の作劇のため映画としての趣きに…

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こ

この感想・評価

2.6
宗教映画っていうより思春期映画って前提で見たほうが楽しめた気がするな。
犬

犬の感想・評価

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やってることは相変わらずなダルデンヌだが、宗教をテーマに扱ってしまったことによって曖昧な感情でも許されるところをある種の定義(先生、母親、女の子の違い)が付き纏う。そして、ダルデンヌといえば"その先…

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