その手に触れるまでに投稿された感想・評価 - 7ページ目

『その手に触れるまで』に投稿された感想・評価

懺悔や慟哭は、ふとした瞬間に訪れる。

あの数秒のカットの強さ
そして、近年稀に見る邦題の素晴らしさ

『トリとロキタ』鑑賞に向け、ダルデンヌ兄弟研究月間スタート

なんという……これはおそらく、宗教的原理主義がどうというより、『金閣寺』もしくは『豊饒の海』的な、再帰的近代における自己アイデンティティ不全からくる若者の歪な発心と、それが招く根源的トラジコメディと…

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ベルギーのブリュッセルに家族と暮らす13歳の少年で、かつて識字障害を女性教師イネスの教育で克服したアメッド。そのまま健やかな成長を遂げるはずが地元のモスクで導師からイスラム過激主義の教えを授かったこ…

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ゆくん

ゆくんの感想・評価

5.0

しんどかった。

ゲーム好きの平凡な少年がイスラム教徒になったことで過激な思想になってしまい、学校の先生を殺害しようとする話。少年が"その手に触れるまで"の過程が絶望的すぎる。

俺はイスラム教につ…

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saysea

sayseaの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

左手を使って助けられることが、狂信的なムスリムから改心するきっかけになればいいけれど
いす

いすの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

相変わらずこの監督の作品の雰囲気は好き。
あと「サンドラの週末」でも思ったけど、音楽のチョイスがすごく良い。

ただ、主人公に共感ができない。
もちろん10代の過ちってあると思うけど、
結構物語終盤…

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薪

薪の感想・評価

3.3
汚れる→洗うを繰り返した右手が最後機能しなくなることが変化を示している。助けを呼ぶのは左手であり凶器になる
kaya

kayaの感想・評価

3.9
13歳の少年が過激な信仰を持ってしまったことによる悲劇。
劇中、一切BGMが無いのが新鮮。
少年を追いかけるようなカメラワークがスリルを演出してる。

このレビューはネタバレを含みます

評価は低いが好きな作品。ある意味問題作。宗教的な問題、教育的な問題、葛藤的な問題。めっちゃ悲しい気持ちになる映画。世間のイスラム教に対しての理解が追いつかず、より孤独な社会の形成をするようになって厨…

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手持ちで人を追う撮り方ってダルデンヌのいつものやつだけど、アメド少年を少し長めに追うだけで、剣呑な展開が待ち受けているのではないかとハラハラさせられる。
ただそれだけでサスペンスとしてゴリゴリに機能…

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