その手に触れるまでに投稿された感想・評価 - 99ページ目

『その手に触れるまで』に投稿された感想・評価

あの瞬間脳裏によぎったのは導師ではなく母親であり、憎悪の対象であった教師に手を差し伸べられ、少年は命の尊さを知る。
どんなに過激な思想に傾倒しようとも、どこまでも温かく見守ってみせる周囲の視線は紛れ…

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Tom

Tomの感想・評価

3.6

家庭環境と純粋が故染まっていく崇拝と更生。気弱な表情と裏腹に目の奥に宿る強靭な意思。動物,女性…師の教えが願望と生の喜びを奪っていく。教えに背き”触れる"事で伝わる温度が彼に何を与え何を思わせるのか…

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「この世界が否定した価値観に基づいて」とは、何と素晴らしい響きだろう。
──高橋洋『映画の魔』青土社、2004年、11頁。
アメブロを更新しました。 『「その手に触れるまで」無垢であるからこそ、親が守らなければ道を誤ってしまう。』
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せりな

せりなの感想・評価

3.0

その手に触れるまで
タイトルそのままなストーリーではあるけど、ひとりの少年の信仰の間で揺れ動く姿を生々しく捉えていたと思います。

狂信的な考えにのめり込んでしまった要因は、はっきりと描かれていなか…

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感想書きました。
宗教に狂信的になる故、罪を犯してしまう少年が、他者の優しさに触れるまでを被写体に寄り添うカメラワークで描く。
一つの答えに固執してしまわないようにするには。
唐突なラストに深く悩ま…

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mat9215

mat9215の感想・評価

4.0

いつものように息苦しいダルデンヌ兄弟作品。主人公の後をぴったりと追いかける長回しというスタイルもいつもどおり。最近ではネメシュ・ラースロー(『サウルの息子』)も似たスタイルをもつ。ただ、ラースローは…

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ausnichts

ausnichtsの感想・評価

4.0

撮影手法が特徴的です。また一貫しています。

それはある人物を追い続けるということです。ドキュメンタリーに多い手法であり、それにより、つくりはシンプルなのに緊迫感あふれるドラマとなり、いつの間にかス…

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nagisa

nagisaの感想・評価

4.1
th-2
この感じ、女医さんのはなしに似てるなぁと思って観ていましたが、同じ監督と知り腑に落ちる☺️
koki

kokiの感想・評価

4.0
ダルデンヌ兄弟の作品って、いつの間に物語にのめり込んじゃうし、自分の知らない世界についてもっと知りたいって気持ちにさせてくれる。

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