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約三十の嘘のtheocatsのネタバレレビュー・内容・結末

約三十の嘘(2004年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレ
電車内撮影だけのスタイリッシュなアホ映画

詐欺商売で稼いだ金を最初から山分けしていれば済んだこと。
その間抜けな設定が致命傷となって、俳優陣がいくら熱演してもイライラが募るばかり。

スタイリッシュ狙いで挿入される曲も監督の軽量さと軽薄さを露わにするようでうるさくて仕方ない。

落ちも許し難く、いやしくも詐欺集団に属する女が金の持ち逃げを容認して、主犯の男を取り戻そうとするなどアホすぎて開いた口が塞がらない。

久しぶりにけなしまくりたくなる最低映画。
けなすのはある種の腹いせにはなるが自分を傷つける行為でもある。
※けなし酷評コメントが不快であると共にどこか痛々しさを感じるのはそれが「自傷行為」に他ならないから。
でもそうせずには腹の虫がどうにもおさまらないそんな代物だった。笑

一つだけよかったのは中谷美紀のルックスと衣装のバランス。キレイと言いうる中谷美紀を初めて見た気がする。強気で情に脆いというキャラ設定も彼女に似合っていたかな。

しかし、結構なキャストぞろいと思われるが、撮影がほぼ寝台特急のみというのは低予算だったからなのだろうか?
詐欺商売場面も省略とは手を抜き過ぎだろう。もういいけどさ・・・

012006
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