私はモルカーが出る前から観ていた。
だから、モルカーが出る前から私は監督のファンだったんだとドヤ顔している。
『狼と七匹の子ヤギ』をモチーフにしていて、羊の毛並みはフェルトのふわふわで表現。
フェルトのふわふわ感は、観てるこちらにもやわらかさを伝えてくる。
ふわふわ、童話ときけば、フェアリーな映画と思いがち。そんな頭にがつんと、いいようもない不気味さが来る。
観た1回目で、話のテーマを掴めるひとは少ないんじゃないか。
テーマはわからないけれど、見た目や物語的な美しさは伝わってくる。何度も観てしまう。エンディングでこれが院の卒業制作とあり、ひえぇと思う。
これからも追っかけます。