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ウォーレン・バフェット氏になるのAKIRAのレビュー・感想・評価

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天才投資家ウォーレンバフェットを褒め称えたドキュメンタリー作品。
「私は他者より優れてるわけじゃない。これは単に運なんだよ」これを創業して1代で成り上がった大富豪が言うところがすごい。

子供達からの発言はリアリティがあるだろう
娘「父(バフェット)はいつもそばにいた。体だけはね。でも常に上階で本を読んでた」
妻「私にこう言ってたわ。"誰でも情報を得られる。これは公平な勝負なんだ"。競争好きだから楽しいの。オフィスで誰でも読める資料を読みながら勝利するのは絶対に自分だと思ってる」
息子(父からの手紙)「10割打つ気なら結果はそこそこだ。進んで三振を経験するなら大きな変化を生める」
猛烈な読書家。ルールある勝負事における競争を望む。そして投資は長期保有ながら、ギャンブラー的なマインドも持つまでいるのが窺えた。

以下はウォーレンバフェットのセリフメモ

「打ちたいボールを打てばいい。何球投げられても得意なコースを待てばいい。"バットを振れ"とやじられても無視するんだ。
市場は流動的だから人は動きたい衝動に駆られる。私は長年の経験から自分の"理解できる範囲(サークル・オブ・コンピタンス)"が分かっている。その範囲を超えるものには手を出さない。
自分が勝負する範囲を決めるのはとても重要だ」
「描きたくない絵を誰も描き続けられない。ビジネスというカンバスに私は好きな絵を描く」
「1日に5〜6時間は新聞や本を読む」
「私は会社のための損害は理解できる。だが会社の評判を損ねたら容赦しない」
「私たちは時間をかけて少しずつ夢に描いたものを形にしてきた。実感が湧かないほどゆっくりだったが複利で実現できた」
「バークシャーではみんなが報告書から情報を得る。私たちはアナリストの意見を聞かない。知りたいのは株主の意見だ」
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