千年の孤独

7月の物語の千年の孤独のレビュー・感想・評価

7月の物語(2017年製作の映画)
4.0
第一部『日曜日の友達』
主人公二人が監視員の彼女に案内されるシーンの長回しが素晴らしい。
動く人物をカメラが追いかけ、同時にロケーションを明らかにしていく。そしてカメラは彼女を追いかけ180度周り、監視員と彼女との触れ合いを見せた後、フレーム内に残った監視員は主人公二人の方を眺める。
ラスト、夜道でミレナを待つリュシー。さっきまで喧嘩していたはずの二人が理屈なく仲直りしているのを見て、こういうシーンが見たくて映画を見てるんだなと強く思う。

第二部『ハンネと革命記念日』
見事としか言いようがない。
第一部よりこっちの方が好き。