他人の視線さえ怖かった女の子が、私は私だと胸を張って言えるまでの歩み。
摂食障害の時期の彼女の苦しみはは母親の言葉と彼女の描いた絵からどれほどのものかはうががえるけど
ドキュメンタリーはもうすっかり元気にヨガをやっている彼女の姿しか見えないからそんな過去があったのは信じられないくらい。
けれど、病んでいた女の子がヨガに出会って元気になりました!っていうのではなく、今現在の葛藤や苦しみも包み隠さず描いていているこの作品の自然体の姿勢が好感が持てる。
彼女でないと伝えられない言葉があり、彼女でないと救えない心があるのだとしたら彼女があの時ヨガに出会ったのは必然なのだろうか。
当たり前だけど人はいつどこで誰と出会ったかで本当に改めて実感させられる内容だった。
ヨガが好きな人でなくても、何か変わりたい人にも是非観て欲しい優しい作品です。