「ベンソン印のドンデン返し劇」
リュック・ベッソン監督が、久々に”十八番”とも言えるジャンル、スパイアクションでメガホンを取った。
正直またかとは思ったが、分かりやすく、適度な緊張感を保ち、そしてお約束とも言えるドンデン返しに次ぐドンデン返しでこれだよコレと古巣に帰った感覚で楽しかった。
どうしたって「ニキータ」がチラつくのは否めないし、目新しい感覚は皆無だが、アクション、ストーリー、演出などどれを取っても良いオーソドックスさで安心して楽しめるデキ。
主人公アナの魅力も十分引き立てている。ベンソン監督は相変わらず良い女主人公を演じる役者を見つけて来るのが上手いな。
なんか普通に面白かったんでこれ以上言うことないな。いやまあ罪の無い奴等が結構殺されてるからラストに納得いかないってのもあるかも知れないが。久々にレオンやニキータをまた見たくなった。
