リーアム兄さん

ANNA/アナのリーアム兄さんのネタバレレビュー・内容・結末

ANNA/アナ(2019年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

【好きなセリフ】
ミラー「1 君を殺す。うちは問題解決。だがディナーはお流れ。2 君が寝返る。君は生き、ディナーは任意。」

ソビエト連邦で大尉だった父と母に先立たれ、生きる希望・意味を失いながらも生活をしていたアナ(サッシャ・ルス)はその生活から逃れるため、海軍に志願する。するとその経歴に目をつけたKGBがアレクセイ(ルーク・エヴァンズ)を派遣し、スカウトに訪れる。KGBで5年間働いた後は自由になるという条件でスパイとなったアナはKGB上官のオルガ(ヘレン・ミレン)のもとで訓練を積み、最初の実践任務に苦戦しながらも成功した。その後、パリへ移りモデルとして活動しながらもKGBの任務をこなしていたアナだったが、あるロシア人経営者の暗殺を機に、CIAに目をつけられてしまう。CIAのミラー(キリアン・マーフィー)はアナがKGBスパイであることを見抜き、二重スパイになることを提案する。アナは二重スパイとして1年間働いた後はハワイで自由になることを条件にその提案を受け入れる。CIAが長年計画してきたKGB長官の暗殺作戦の暗殺者として送り込まれたアナは長官のワシリエフ(エリック・ゴードン)を暗殺したものの、KGBから追われ、姿をくらませてしまう。姿をくらませたことでKGBに加え、CIAにも追われることになったアナだったが、ある時ミラーとアレクセイに連絡が入り、パリの公園でアナと再会することになる。