昔観て結構いい印象だったが、かなり肩透かしの感。ある一家の物価高に困惑風景から始まるが、切返し·どんでん·角度サイズ変、が実にしっとりし、奥行きや美術·照明も侘びしくも存在感もあり、かなり感心も、…
>>続きを読む黒澤明監督がフィルモグラフィにこの作品を入れなかった本当の理由はわからないが、シンプルに映画として面白くないのでなんとなく気持ちがわかる気がしてしまった。
せっかく民主主義を取り戻したというのに、…
メジャー会社でこんな組合運動アジテーション映画作ってしまうのスゴい。東宝争議+映画業界の労働運動について知りたくなるなー。いい文献あったら教えてくれ。中北千枝子が家族をオルグし、モリマが労働者をアジ…
>>続きを読む微妙。映像面は決して悪くない。有名俳優を使わずに突き放せばよかったのでは。もっと関川の感じかな。
森が熱いほど製作意図が見えてくるし、最後はすべてが労組に行き着くのも醒める。
黒澤がどうこうは溝…
全くの労働組合賛美映画なんだけど、この中で語られる、一生懸命映画を作るのを利用されている。というのはこの時代から変わらないどころかもっと悪くなってるんじゃないの。
昔の東宝撮影所や撮影風景見れただけ…
山本嘉次郎、黒澤明、関川秀雄の共同監督ではあるが、労働組合のプロパガンダ映画なので映画としての見応えはあまりない...
しかし撮影所での劇中劇は当時の撮影風景をありのまま映しているので、興味深かった…
1946年、アメリカの予想を大幅に超えて労働組合の力が強くなった東宝がはなった組合運動応援映画。はっきり言って作品は組合運動賛歌が前面に出すぎていて全然面白くないし、いかにもアジテーションっぽい会話…
>>続きを読む2004年9月14日、京橋フィルムセンターで鑑賞。
個人的な意見だが、一言でいうと、「一度観たら、二度は観ないだろう作品」だと思った。
操業中止となっている会社で人員整理が近そうだ、というくだり…