４０分では足りなくない？
それくらい様々なことが凝縮されているというか…
アメリカでやっと自分の望む人生を生き、パートナーを見つけ、子供を持つ決断をしたドキュメンタリー監督。
しかし、超保守的かつ超中国人の価値観を持つ両親、伯母たち、祖父母には自分がゲイであり、代理母で子供を持ったことを中々理解してもらえないし、かなり色々失礼なことも言われる。
高齢の祖父にはゲイであることすらカミングアウト出来ていない…
監督のお母さんが中々耳に痛いことばかり言っちゃう人で、ショックだったのはわかるけど、ちょっともうやめたげて…と見ていて思っちゃう😨
息子を心配してるし、大反対していた孫は結局可愛いんだろうけど、父親しかいないからさらに心配で、ってのはわかるんだけどね…😅
でも歳を取り、子を持つ親になって、自分のカミングアウトが家族親戚に残した傷を知った監督は祖父にはあえて言わなかった。
でも多分おじいちゃんは知ってる。
だって家族写真に監督もパートナーも子供も写ってるんだから。
家族って消えてくれと思う時もあれば、いてくれてよかった、とも思うし、切っても切れないんだろうなぁ…
複雑な家族、というものが、濃縮された４０分だった
