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星屑の町のKUBOのレビュー・感想・評価

星屑の町(2020年製作の映画)
4.2
これは見っけもんだった! 最高に楽しかった!

「内山田ひろしとクールファイブ」みたいな
ムード歌謡コーラスグループ。

この歌のうまい見たことない俳優は誰だ(?)と思ったら太平サブロー! あのサブローシローのサブローか⁉︎ しばらく見てなかったけど、ちゃんと歌が上手い!

さらに「ワワワワー♪」だけやってるクールファイブのメンバーが、ラサール石井、コント赤信号の小宮、でんでん、渡辺哲! このメンツが「ワワワワー」やってるだけで笑えるし、このメンツが揃ってておもしろくないわけがない。

この売れない歌謡グループが田舎のイベントに招かれるんだけど、そこで起こるすったもんだ。なんと「のん」演じる歌手を夢見る女の子が参入してきて、後半はのんが主人公。

この後半の成功物語もおもしろい。いかにも昭和のファッションを着たのんが綺麗なんだ。のんって、普段着姿みたいな露出が多いけど、ちゃんとメイクするとすごいキレイになる!

「新宿の女」「中之島ブルース」「恋の季節」などなど、全編に流れる昭和歌謡。これらの曲名に引っかかる世代の人には特にオススメ。そして主題歌のような、このグループ唯一のヒット曲(オリジナル曲)「Miss You」がまたいい曲で心に残る。

水谷龍二脚本の舞台を、のんを主役に映画化した作品。大好きな作品になりました!



*春風亭昇太がカメオで出てるよ!
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