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黒い乙女AのYSKのレビュー・感想・評価

黒い乙女A(2019年製作の映画)
2.3
体感で一から十までキートン山田ばりに「後半へ続く」したわけですが、なんと60%から70%を前半の振り返りに費やすという神をも恐れぬ暴挙
もちろん前編の終わりを踏襲したものなので主人公が知らなかった裏の部分を描いてはいるものの、前編を見た人からすれば冗長だしいるかどうかわからないけれど後編から見た人にはなんのこっちゃわからんという非常に不親切な時間でした

そんな苦痛を乗り越えてやっと後編という段になってからは、なんと主人公は悪魔の実やスタンドもビックリのチート能力をふたつも持っていたことが明らかになり、しかもそこに説明はありません
だってそういう能力を持っているのだから仕方ないじゃないか

前編のホラーサスペンスの様相はどこへやら、化け物ふたりによる超能力バトルのようになってしまい、かすかに持っていた期待感は雲散霧消してしまったのでありました
解決編で謎を増やして終わるってどういうことよ?????
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