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ANIARA アニアーラのunkoのレビュー・感想・評価

ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)
2.4
環境変化により定住できなくなった未来の地球。人類は火星に移住を決めた。地球と火星の移動を担うのがアニアーラ号という船。
しかし事故で燃料放出火星への軌道を外れ、漂う棺桶になってしまう。

原作はハリー・マーティンソンの「アニアーラ」。未読。
オープニングにクレジットが入るので、えっ?!と少し驚いた。
世界が終わっていく様子を同時に見せることである意味エンディングのように感じる。
船内のMIMAという人間の感情を治癒するAI装置の担当として働いているミーマローベ(エメリー・ヨンソン)が主人公なのだが、バックグラウンドも見せず、バイセクシャルの軽い恋愛要素だけで45分ぐらい使う。
物語が動きだすまで長いし、正直なところつまらない。(配信で観たけど、本当に消そうかどうか迷った)
お互いが惹かれ合う過程がすっとばされているし、MIMA事件のでっち上げや、船長の急激な性格の変化、収容され、出てきた理由もあまり納得感がない。
カルト宗教要素はありだとおもうが、一瞬だけ登場してその後少しだけ出て終わり笑
しかし何故か性描写はそこそこ過激。いろんな女性の裸が観れますよ!

途中から、1.6倍速。人生で初めての試みです。間が生かされてないですし、興味がそそらないにも程があると思ったからです。

最期のシーンはありでした。
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